|
vol.27 AT LAST…
|
Jun 2003
|
で前回の続き、JOHN FOXXのライブ版だけれども(しつこい…)
EXOTOURの方は「どこがライブやねん」と友人に突っ込まれるぐらい、
客の歓声も音のライブ感もない、紛れもなくライン録りオンリーとおぼしき
シャープな音質。
これはコレ、テクノなのだからいいです。
最近クラシックばかり聴いていたから、ひさしぶりのテクノはキモチよい。
アルバム『SHIFTING CITY 』のベスト数曲と、後はJOHN FOXX HI
STORY とでもいうほどのベストヒット集大成!
あの「THE QUIET MEN 」や、あの「HIROSHIMA MON AMOUR 」といったULTR
AVOX!の曲をニューアレンジでやってくれるとは!
しかもJOHNの声は変わってない…。
カーステで聴いていて、思わず涙が出たよ。
やっぱりここに戻りたい、この感性しかない… と改めて想った。
そう想っていても、現実はちーともそうはできない自分が情けない。
JOHNはこんなにかたくなに自分を押し通しているというのに。
自分はアレやコレや浮気してばかりだ。
いまさらバラエティ番組に出るなんて、自分でも信じられない。
一途でいたい自分と、一途ではいられないやりたがりの自分。
しかも映画界は非情だ。
映画作家ひとりの感性なんて誰も信じてはくれない。
あるのはスターの顔と、漫画や通俗小説の原作ばかり。
プロデューサーやスポンサーの顔色を伺う日々。
・・・・。
暗い気持ちになったら、好きなことを考えよう。
JOHNは新譜もリリースするらしい。しかも2枚。
ひとつは『白痴』の撮影現場でも流した究極のアンビエント『CATHEDRA
L OCEANS』の“?”と、ルイス・ゴードンとの新譜、その名も『CRAS
H AND BURNED』。ジャケットはJOHNの眼のアップ。(ぼくが眼の
CDジャケットを収集していると、彼はまさか知っているのか?)
しかも「CINEMA」とか「SEX VIDEO 」なんて曲名もある。
うわー、早く聴きたいっ!
泣クぞ、泣クぞッ!
(いったい日本にJOHNのファンはどのくらいいるのだろうか??)
なんて言ってる場合ではなく、自分も仕事三昧のこの頃。
京都のファッションショーの仕事を何とか終えて、『ダウンタウンDX』などと
いうバラエティ番組に出演し、7月は映画企画を進めつつ、TVCM制作と短編
小説の執筆。
CMは増井公二+スメリーという強力な協力を得て作られるので、お楽しみに。
久々の短編小説はきっとホラーで7月末締切り、書く暇なんてあるのか、と現在
自分でも半信半疑だが…。詳しくは、また後日。
それからそれから、手塚治虫ファンにはここだけの最新ニュースですが、なんと
『ブラック・ジャック』のテレビアニメを監督します。読売テレビ系で年末の放送予定。
ついに、という感じですね。
でも別に気負いなく、やりますけど。原作にほぼ忠実だし。
脚本には吉村元希さんと大和屋暁さん。
わかるヒトにはわかるマニアックな人選、吉村さんといえばもと倉田…さんだし、
大和屋という苗字で映画人ならピンとくる彼は正真正銘、浦沢義雄さんの弟子筋で
もある。
数か月に渡る脚本ミーティング(をやっていたんだよ)の末、やっと絵コンテに入
りました。
でも手塚治虫原作モノは、その後の実写企画が控えているので…。
こちらは大胆なTZK流アレンジ。あ、コレはまだ内緒。
そしてなんといってもオリジナル新作映画がいよいよ…。
いよいよ…。
ホントにいよいよか…?
脚本が出来上がる(予定)、キャスティングが決まる(予定)、クランクインが決
まる(予定)はずなのですが、まあ映画製作は予断を許さないからね。
今回のTZKの挑戦は、「心の外を映画にする」。
ってどういうことですか?
いままで「心の中」ばかり映画にしてきたからねえ。
どんなになるやら…。
ちなみに、そんな極めてハッキリしない映画企画ですが、それでもどうしても出た
い、って方に朗報。
TZKが新人俳優/モデルのプライベート・オーディションを行います。
映画に出たいっ
役者になりたいっ
なれなくてもいいから作品に参加したいっ
ともかく自分のことを知ってほしいっ
というヒトはプロフィールと写真(顔写真、全身など)、自分の気持ちを手紙にしたためて、
返信用郵便切手80円分と共にお送りください。(書類は返却しません)
自主映画に出演していたヒトはビデオ(コピー)も送ってくれるとグー。
TZKキャスティング・リストにとりあえず登録され、運が良ければオーディション
に参加できたり、エキストラに呼ばれて現場が見れたり、映画に限らずCMやビデオ、
写真モデルなどのお知らせがあります。
間違わないでね。これは事務所所属タレントの募集じゃありません。
所属させません。契約しません。
必ず役者になれるとは決していいません。必ず仕事があるともいいません。
どちらかというとダメもとで資料送っときたいというアナタのための告知です。
とにかく仕事がしたい、お金が欲しい!という方もご遠慮ください。
すぐにお金になると思うな。
お金の前にまず気持ちから、ね。
いいかな。
映画の主役を射止めようなんて夢は描かないこと。
まずはプロの現場が垣間見られるだけでも幸いと思いなさい。
しかも確率は低い!
でも可能性にチャレンジ!
うまくすれば会えるのだから。
〒151-0053
東京都渋谷区代々木2-21-11
代々木クリーンハウス2D
有限会社ネオンテトラ
キャスティング係 まで
応募期限はありませんが、お早目に。
結果は郵送でお知らせします。あせりは禁物!
なお、電話などでの問合せには応じかねますのでご遠慮ください。
|
|