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Essay:Me Strange L

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Pamela Franklin

初恋の女性。といっても、映画の中で会っただけ。
『ヘルハウス』でヒロインのフロレンス・タナーを演じていて、彼女の面影がフロレンスと重なり、 いったいどちらに恋しているのかわからなくなった。
胸を痛めて、寝られなかったり。当時、13歳。
清純なルックスなのにホラー映画ばかり出ている個性的な女優でした。
デビュー作が『回転』っていう幽霊映画の古典で、その後フリッパーなんかの動物映画専門になり、それから『私は誘拐されたい』や『ミス・ブロディの青春』なんかの異常性格ものに出ていた。
お気に入りだったのに、早々と引退して姿を消してしまって残念。でも初恋の人ってそんなものかもね。


Roddy McDowall

もっとも尊敬する俳優。手塚治虫と同じ年にイギリスで生まれ、8歳でデビューして天才子役と呼ばれる。
ジョン・フォード、フリッツ・ラング、オーソン・ウェルズらの映画に出演し、生涯現役で第一線の仕事を続けました。
多彩な出演作のわりに日本で名前は知られてないけれど、彼が演じたいくつかのキャラクターは世界中で親しまれてる。
『猿の惑星』のコーネリアスもそう。
唯一の監督作は残念ながら成功とは言い難かったけれど、 カメラマンとしての腕は一流で、 「ハーパース・バザー」や「ルック」に写真を寄せていた。
ハリウッド・スターを撮った写真集は4冊出版されています。
その驚くべきキャリアのわりに気取ったところがまったくなく、B級映画だろうがTVドラマだろうが、ゲーム番組や映画劇場の解説者など、なんでも一生懸命にこなしてました。
スターたちの相談役で、スキャンダルを知りつくしながら決して誰の秘密も明かさず、ハリウッドでの信頼度は最高だったみたい。
1999年、自身が癌で亡くなる寸前まで友達のことを想い気遣っていた。
素晴らしい性格の人。
ぼくは彼のファンクラブを主催している。
ぜひ映画に出てほしかった。というより、会いたかった。本当に。


6

一番好きな数字は? と聞かれたら“6”。理由はない。その次は“2”。


Steak

子供の頃に観た芝居に“ローストビーフ卿”って悪役が出てきて、名前の響きがいいなと想って、でもそのときはローストビーフってなんだか知らなかった。
それで父に尋ねるとそれは肉の料理だって教えられたもので、 とってもローストビーフが食べたくなったんですね。
たしか誕生日かなんかで、じゃあ、と父がレストランに連れて行ってくれたけど、そこにはローストビーフがなくて、かわりにサーロイン・ステーキを食べさせてもらった。
以来、サーロイン・ステーキにハマってしまった。子供のくせに贅沢な奴!
でも父もステーキは好きだったみたい。よく食べさせてくれたし、一緒に食べに行った。
だからステーキは大好き。もっとも、たまにしか食べないけれど。
子供の頃はめちゃくちゃ偏食だったけど、今は好き嫌いはまったくなし。
なんでも食べますよ。 イナゴの佃煮とかゲテモノ料理でも。


Strange Love

珍しいモノやコトが好きなんです。自分も珍しくありたいし。珍しさって、生きる上でのスパイスでしょ。
精神的にはかなりヘンタイだと自覚してる。もっともヘンタイって定義もいい加減だけど。
“変態”って文字にするとルックスや態度のことを言うようで、女装とか女言葉とかそういう感じが強いから、 ホントは質の部分で“変質”なんだと想うけど、それじゃ変質者みたいでやばいし、だから“ヘンタイ”って書いてます。
映画監督ってやっぱりSの部分があって、俳優やスタッフを追い込んで苛めるわけだけど、同時に自分も追い込むから、 M的でもある。両方兼ね備えた人が監督に合うのかも。
それにフェティシズムということなら、いろいろある。というよりフェチじゃなければ映像に興味はないと想う。
けっきょく何かモノを表現したり生み出したりするってこと自体が特殊な資質だし、ヘンタイ的だと想う。
ぼくの持論は「日本はアジアのヘンタイ」ってことで、経済的に優位だからといってアジアを代表する資質ではない。
むしろ大いにヘンタイであって、特殊な民族で、そもそもこんな離れ小島みたいな世界の果てに行き着いた祖先たちはろくな人達じゃなかったはずで、さもなくば相当な変わり者ばかりで、そうした世界のヘンタイがハイブリッドした結果がぼくたちなのだから、ヘンタイ性と創造性にかけては自信を持ってもいい。
そしてそれが世界の先端(アヴァンギャルド)なんだと胸を張って言える。
だからヘンタイとしての自覚をもっと持ってもいいんじゃないかな。


Supernatural

なぜか子供の頃から神秘的な物事に魅かれていたのは、やっぱり珍しいことだから。
お化けやUFO、ネッシーなどから始まって、超心理学やフォートの提唱した奇現象に心奪われてました。
カエルや魚の雨が降るとか、絶滅した恐竜が生きていたとか。
でもおバケもUFOも実際に見たことはなくて、スプーン曲げもできないし、自分自身は退屈。
きっと見る必要すらないのだろうな。 第六感というか、勘は鋭いけど。
だから出会う人には出合えるし、悪いモノには掴まらずに済んでいます。
おバケやUFOは、存在するか否かはどうでも良くて、そうした出来事が人にどんな影響を及ぼすか、それが想像されてしまう意味は何か、そんなことを想い巡らしているのが好きなんです。
ユングの著書に出会ってから、ますますその傾向が強くなりました。
ぼくの生き方や作品は、少なからず神秘の傾向があると想ってますが。


Synchronicity

ユングが唱えた意味のある偶然の一致。
現代科学の最先端でも、まだ解明されていない神秘的な現象。
でも物理学者たちは少しずつそこに意味を見出しているようです。
だからこれは21世紀の大事なキーワードだと想いますね。
ホントは東洋の古い歴史にちゃーんと刻まれた科学ですけど。
ぼくの周りにはそんな偶然はやたらと多いです。
なるべく意味のある偶然に囲まれて生きていたいと想ってますが。
詳しくは『ヴィジュアル時代の発想法』を読んでみてください。


Tao

学生の頃にふと見つけたマークで、その意味も知らずに自分の考え方にフィットすると想ってました。
後にそれが道教のシンボルで、東洋哲学の重要な思想を示すものと知って、ちょっと気恥ずかしかった。
白と黒、表と裏が二分されず同時にあり、その両者によってすべての物事の成り立ちを顕している。
最近は『陰陽師』などで知られていますが、そんな風に自然に考えて生きるのは、スッキリと楽なモノですよ。


Teuri

北海道の西にちょこんと浮かぶ小さな島、天売。
島を一巡しても、3時間ほど。何もないけれど、その何もなさが好き。
フラッと出かけて、ウニでも食べるのが最高。
旅は好きなんですが、観光地へ行くより、やっぱり辺鄙なところに足を向けてしまいます。
辺境っていうか、荒れ野のようなところが好きですね。
温泉は大スキ。大島に温泉があって、そこの露天風呂からは噴煙を上げる火山と一面の荒野が眺められるの。
もう、ウットリしてしまって、ここで噴火があって死んでしまっても本望、と妄想してしまう。
そういうキケンなところがいいです。


TZK

自分は何? ってときどき想いますね。
ヴィジュアリストと言っているけれど、自分でもよくわからない。
まるでたくさんの人格が集まっているように、支離滅裂なところもある。
だから自分をキャラクター化してしまうのが手っ取り早いんです。
その方が、自分のすることにいちいち悩まずに済むから。


2001

キューブリックの『2001年宇宙の旅』を観たのは8歳くらいで、まだ小学生でした。
たしかにその時は退屈したかもしれないけれど、映像の原体験的なイメージになってしまった。
商業映画とモダン・アートの理想的な融合です。
科学と心理学のドッキング。いまでも、それは自分にとって大切な映画です。


Youkai

子供の頃の贔屓を怪獣と二分していたのが妖怪。
『ガメラ』の同時上映で妖怪映画をやっていたのと、家に鳥山石燕の画集があったのがきっかけだと想います。
自分でも妖怪を創造して、辞典を作っていたり。
妖怪って、ピッタリくる英語がないんですね。妖精やゴブリンっていうのとまた違うし。
そこが日本ならではで、いいですね。
幽霊と違って、妖怪は人の心の豊かさから生まれると想ってます。
妖怪のビデオを作ったけれど、まだ作り足りない。
これはこれでライフ・ワークになるかも。


Winslow Leach

『ファントム・オブ・パラダイス』も大切な映画です。
それはまるで自分の分身のように、薄気味悪くフィットしました。
近田春夫さんもこの映画の大ファンで、そこから意気投合して『星くず兄弟の伝説』が生まれたんです。
だからその映画は主人公ウィンスロー・リーチに捧げられている。
演じていたウィリアム・フィンレ-は、なんでもデパルマ監督の元ルーム・メイトで、大学の先生だったらしいのですが、いまはどうしているんでしょう?


Zoo

動物園は好き。というより、動物を見るのが好き。
動物だけじゃなくて、鳥や魚や、昆虫でも。よく見ると、どれも美しい。眼を合わせると、けっこういい奴に見えてくる。
本当は動物園は好きじゃない。それは動物のホントの姿じゃないから。
でもまあ、人間と暮らす動物でも、少しはいいところがあるんじゃないかな。
よく夢の中で動物と話をする。彼らは賢いんですよ、とても。
夢から覚めると、何の話をしていたか忘れてしまうのが悔しいのだけど。

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