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ぼくの映画には、いつもとびきり素敵な女性が登場しています。
役柄を超えた彼女たちの存在感が、TZKワールドの大きな魅力であることは間違いありません。
そして彼女たちのパワーが作品をより良い形にしてくれます。
美しいミューズたちに、感謝の想いをこめて。 (TZK)
*写真はすべて出演当時のものです。
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処女作『FANTASTIC★PARTY』を初めとして、初期8mmのヒロインでした。清廉でいて芯の強そうな少女を好演してくれました。くりっとした瞳で、一生懸命体当たりの演技をする姿が素敵でした。高校映研の一年後輩だったんです。
他の学生の映画にも数多く出演し、自身で監督した映画もありました。
『FANTASTIC★PARTY』 『UNK』 『プレタイトルはJOHN HAUGHに』 『MOMENT』
『お茶の子博士のHORROR THEATER』 他
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8mmの代表作『MOMENT』の主人公ポッキー役で、一躍学生映画のアイドル的存在になってしまいました。
それまではまったく芝居とは縁のない高校生で、友達の紹介からキャスティングしたんです。彼女が本気で泣く場面でスタッフももらい泣きしていたのが印象的でしたね。TV『もんもんドラエティ』でもアシスタントで出演しました。
彼女もその後、たくさんのインディーズ・シネマに出演して、やっぱり自分でも映画を作っていました。
現在は三人のお子さんの素敵なお母さんです。
『MOMENT』 『新しいための映画』 『お茶の子博士のHORROR THEATER』
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パフォーマンス的な8mm作品『Shelly』ただ一作で、2年間に渡ってシナリオのない撮影に快く付き合ってくれました。彼女もこの世界とはまったく縁のない一般人。と思っていたら、知らぬ間にモデル事務所をやっていたり。
しかもそのパートナーは、偶然にもぼくの処女作に出演していた女性。びっくりです。
名前がクリコなのは、クリスマスに生まれたからなのだそうです。橋本麗香と同じですね。
『Shelly』 『星くず兄弟の伝説』
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学生時代の最大のパートナー。
単なる出演者を超えて、美術や衣装、選曲などを担当し、様々な良い影響を与えてくれました。
独特のエキゾチックな雰囲気があって、彼女の存在のおかげで評判が良かった作品はたくさんあります。
マネージャーをやってくれたり、本当にいろいろ助けてもらいました。感謝の気持ちは尽きません。
『MOMENT』 『SPh』 『ANNEXE』 『星くず兄弟の伝説』 『妖怪天国』 他
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寺山修司さんに見出され、映画デビュー。
いまや小劇場のトップ女優、という紹介は不要でしょうか。たくさんの舞台で活躍しています。
学生時代からの長いお付き合いの中で、不思議な魅力を見せてくれています。
最近、久し振りに会ったら、ちっとも変わっていなかった。お互いにね。
『お茶の子博士のHORROR THEATER』 『妖怪天国ゴーストヒーロー』
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『星くず兄弟の伝説』のマリモ役は、もちろん彼女のための役。いま観てもめちゃくちゃキュート。
もともとライブ・ハウスの遊び仲間のひとりでした。
女優としては子役からのキャリアで、どんな場面にも鋭く対応して、周りの素人俳優たちをさりげなくリードしてくれました。ふだんでも周囲に敏感に反応して、生まれながらの女優なんだなあ、と感心してました。
DVDの発売を待たずに逝ってしまった。トガワがいないと寂しいです。
『星くず兄弟の伝説』
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『妖怪天国』の頃は、まだデビューから間もなかったんじゃないかな。
リハーサルの日にちも取れなかったから、撮影日の朝に現場で即席レッスンしたのを覚えてます。
ぼくはなんだかいつも高校生ぐらいの少女に演技を教えているようです。
とはいえこちらもまだ学生程度のキャリアだったんですが。彼女も瞳の強さが印象的でした。
またいつか仕事をできるといいのだけど。
『妖怪天国』
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フランス生まれの彼女は、モデル、ミュージシャン、女優として活躍していました。
彼女のお婆さんは魔女なんだそうで、彼女も神秘的なものやホラーが大好きで、よく話が合いました。
そういえば『大霊界』なんて映画にも出ていた。
仕事より友人としての付き合いが多かったかな。その後、日本を離れてしまったけれど…。
『星くず兄弟の伝説』 『MODEL』 CD『FANCYDANCE』(歌詞、コーラス他)
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モデルとして大活躍していた頃、『妖怪天国ゴーストヒーロー』でのお付き合い。
彼女がドラマに出たのはこれが最初じゃなかったかな。妖女の役だったけど、楽しそうに演じてくれました。
さっぱりした性格の、気持ちの良い人柄。
その後、結婚された相手が『白痴』のポスターの写真を撮った上田義彦さんだったのも、不思議な縁ですね。
『妖怪天国ゴーストヒーロー』
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彼女とは『ねらわれた学園』でクラスメートだったんです。
なんとなく友達になって、それから偶然にも同じ事務所に所属したり、縁が切れません。
彼女はとても霊感が強くて、コワイ話がいっぱいあるんです。これ以上は言えない。
彼女のご主人も大学の先輩で、映画監督の長崎俊一さん。
『妖怪天国ゴーストヒーロー』 『白痴』 『漫画探偵539』
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オルタナ・バンド"G-Schmitt"のボーカルとして80 'sのインディーズ・シーンで活躍していました。
"dip in the pool"の甲田益也子さんと対極の存在でしたね。
『ゴーストヒーロー』のときに、断られて当然ぐらいの気持ちで体当たり出演依頼をしたら、ふたつ返事でOKしてくれたのが本当に嬉しかった。ぼくもただのミーハーでしたから。
でも「ちゃんと演技指導してくれなかった」と今でも文句を言われ続けています。『白痴』にも出て欲しかった。
『妖怪天国ゴーストヒーロー』 『MNEMOSYNE』
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女優だったりモデルだったり、歌手だったり、いろいろなことを独力でこなしてきたヒト。
香瑠鼓さんやラッキイ池田との音楽ユニットで踊っていた姿に一目惚れして、以来人生の良き友人です。
ビデオ作品や実験映画など、いろいろな仕事に参加してくれました。実は『白痴』にもちょこっと出演してくれています。
でもまさか結婚式でスピーチを頼まれるとは想っていなかった。家族ぐるみの付き合いです。
『妖怪天国ゴーストヒーロー』 『MNEMOSYNE』 『黒い誘惑』 『白痴』 他
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実験映画や短編によく出演してもらっていますが、彼女の本職はミュージシャンで、ピアニスト。
モデルすらしたことがないのに、いきなりボンデージ・ファッションをしてもらったり、水の中に沈んでもらったり、荒野を彷徨ったり、鎖で繋いだり、かなり酷いことをお願いしてしまっている。すみません。
実験アニメ『2001』では、本業の方の音楽をやってもらいました。
『MNEMOSYNE』 『黎明』 『燐』 『etc』 『白痴』 『惑星TEトLA』 他
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おもに8mmや16mmの実験作品に登場願ってますが、その才能同様の強力な存在感を発揮しています。
『惑星TEトLA』での謎めいた姿など、得難い気品です。
でも魚の着ぐるみや、両眼に眼帯だったり、ひたすらキャーッと悲鳴あげる役とか、ろくなことをやらせていないかも…。ゴメンね。
『MNEMOSYNE』 『黒い誘惑』 『惑星TEトLA』 他
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TZK作品のサウンドトラックに欠かせないミュージシャン。
ピアニスト、歌手と、何をやらせても素晴らしいのですが、演技の才能もあると見ています。
商業映画では『アンモナイトの囁きを聞いた』(山田勇男監督)に出演していますが、最近はテレビ・アニメで声優も体験したようです。MTVやステージなどで何年も一緒に活動させてもらっていたので、こちらもいろいろ勉強になりました。『白痴』では演奏シーンで顔を見せていますが、橋本麗香の歌の指導もやっていただきました。
スタジオの皆には「姉妹なんですか?」と聞かれていましたが。
『MNEMOSYNE』 『黒い誘惑』 『白痴』 他
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こんなきれいな人がたくさん仕事をしないのは勿体ない、とキャスティングしたのですが、初対面の面接ですぐ意気投合しました。以来常連になっていただいています。
彼女もモデルからスタートしましたが、リドリー・スコット監督の『ブラック・レイン』にも出演しているので国際女優ですよね。『白痴』のときに筒井康隆さんを踏みつける場面があったのですが、撮影前にカットになってしまった。残念。
『東大寺伝説・金剛奇譚』 『NARAKUE』 『白痴』
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『白痴』を観た人が、彼女はこの役のために生まれてきたようですね、と言っていましたが、10年近くかけて口説いて出演してもらった甲斐がありました。もっともそれ以前に友人になっていましたが。
ヴェネチア映画祭に行けたのは、一生の思い出です。
時間の流れと関係なく生きている、といったら失礼でしょうか。いつまでも変わらぬ神秘的な魅力を発しておられます。
ちなみに、お嬢さんのウテナちゃんの20年後の出演依頼もすでにしてあります。
『東大寺伝説・金剛奇譚』 『白痴』 『NUMANITE』(ナレーション)
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日本のトップモデルのひとり。
やはり元モデルだった藤井春日さんとキャスティングを考えていたら、ふたりとも妥協ができなくなって、結局トップの彼女に頼むことになったのでした。いつものことながら映画初出演で無理難題をお願いしたのですが、気持ち良く出演してくださいました。台詞がないというので引き受けました、と言ってましたが、そのルックスはとても雄弁です。
『NUMANITE』 『白痴』
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もうひとりのトップモデル。
田中久美子さんとは公私に渡るお付き合いのようです。
撮影にマネキンを使う場面があったのですが、どんな均整が取れたマネキンよりも彼女のスタイルの方がずっと美しくて、仰天しました。本人は謙遜していましたが。
『NUMANITE』 『白痴』
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映画の中では華奢に見える彼女は、ヒールを履くと190センチを超えるんです。
だから見上げて演出していました。でも、現場ではとても可愛いんです。
ショーモデルとしてはパリ・コレなどでも活躍しているキャリア。
役にかける意気込みが素晴らしかった。
『NARAKUE』 『白痴』
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『白痴』の面接で初めて会った時、すごくシャイな感じでうつむいて煙草を吸っていた姿が印象的でした。
掃除係でもいいから現場へ行かせて、というので彼女のための役を用意しました。
『ブラックキス』はそんな彼女のための役だったので、妊娠してしまったときは1年以上待ちましたっけ。
でもやっぱりライブ・ステージの彼女が一番カッコイイ。
『白痴』 『ブラックキス』 『2006』
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ある日雑誌の表紙にとってもキュートな女の子を見つけて、すぐ面接に来てもらった。
とても元気で、やる気いっぱいだった。それがあんじ。
トップモデルなのに、いきなり子供を身籠った非行少女の役。でも見事になりきってくれました。
お産の場面では、指導の女性が感心してましたもの。そして彼女もいまは女優の道に。
みんなでオモシロイコトやっちゃお。それが合言葉。この先もずっと友達でいられるでしょう。
『白痴』 『ブラックキス』
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最初に見かけたのは、彼女がまだ14歳の頃、雑誌のグラビアで。
以来、ことあるごとに「この子誰?」って眼を止めてました。
『白痴』のオーディションでは、彼女が銀河の役をやるとは誰も思っていなかった。監督以外は。
周囲の反対を押し切って、何度も面接を繰り返し、もう彼女しかいないと想いましたね。
でもそのときは、後にネオンテトラに所属するとはさすがのぼくも想像しなかった。現在は別の事務所で、変わらず人気モデルとして活躍しています。キュートなルックスも10代の頃から変わりません。
『白痴』 『実験映画』 『2001』 『ブラックキス』
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やはり雑誌のグラビアで見つけて、例によっていきなり電話して面接に来てもらいました。
とはいえ彼女はれっきとした女優です。
どう考えてもぼくの映画にぴったりのルックスながら、演技もできる。勘もいい。
そして強力なセンスを隠し持っているみたいです。
『20scenes』 『2006』 『漫画探偵539』
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オーディションに応募してきたのがきっかけでした。
「女優になりたくて1年で100本の映画に出ようと思った」と、数々の自主作品に積極的に出演しています。
でもそんなことなどなくても、ぼくの映画には相応しかった。ときにはアシスタントもこなしてくれます。
遅刻もするけど、みんなから愛される素敵な女性です。「BOX」の写真も見てね。
『撮影893』 『2006』 『漫画探偵539』
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彼女の本業はカメラマン。にもかかわらずモデルなみのルックス。
そして被写体になるときも抜群に勘のいいモデルのよう。
刺激にもなり、和みにもなる。こういう人が、ぼくのプライヴェートな作品には欠かせません。
『2008mm』
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