撮休とは?
12:00〜 | 衣裳合わせ・ダンスチェック |
19:00〜 | 橋本麗香演技レッスン |
撮休。
この組のスケジュールの組み替えが出来ないのは、地方ロケーションの多さにある。
それは数ではなく、地方への2〜3日のロケーションが、とびとびに入るからだ。
それも行政やボランティアを巻き込んだもので、スケジュールの調整がなかなかきかない。
伊沢の部屋の撮影も、毎日深夜まで続けている。全員に疲労がたまっていく。
撮影ペースが変わらなく、1カットたりとも削れないというならば、それに併せて日数を延ばさなければならない。
しかし途中に地方行きのロケーションがあるため、撮影全体の日数が増えても、セットにかける日数は変えられない。
ということは、寝ないで働け!休みを削って仕事をしろ!今回はそういうスケジュールだった。
だからこの撮休というのは、技術系のことで、美術・演出・製作部、そして監督、いわゆる準備パートに撮休はなかった。
ということで、今日はぎりぎりになってキャスティングが固まった俳優の衣裳合わせと、ダンスの振り付け確認。
いよいよバックダンサーを交え、橋本麗香さんの踊りを見ることに。
ダンスの素養はあるものの一からの特訓だったため、麗香さん本人も含めスタッフ一同不安。
しかし、10人以上のダンサーを引き連れて、堂々とまさにスターの貫禄で踊りきってくれた。
見守るスタッフは思わず拍手。振り付けの香留鼓さんによると、完成度はまだまだ。
麗香さんもたまに振り付けをを忘れ、困ったような顔で肩をすくめる。その困った仕草が、芝居に見えるくらい成長していた。
これが、監督の秘密特訓の成果なのかな?監督、カメラマン、照明技師ともにいろんな角度から踊りを研究。
本番は2週間後。
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(C)Hakuchi Projects 1998