6月3日(木) 曇り一時雨

迫真の戦闘シーン


06:00多胡・中村先発天候判断
06:30雨判断発表
06:40先発衣裳メイク
08:00本隊出発
09:30シュート予定 S#65仕立屋・階下の廊下/
   S#78階下の仕事場/S#79階段/
   S#611階茶の間(リハーサル)
16:00劇用TVニュース素材 戦闘シーンの撮影

6:00の時点でホテル周囲の雨が本降りになる。6:30にオープンセットに到着するが、なぜかこの上空だけ雨が小降りになる。
さんざん悩むが、雨のためシーンの途中で中止にしくないのと、強風が吹いているため、雨予定の室内シーンの撮影にする。
その決定の直後から7割方は雨がやむ。ということで、仕立屋内での初めての本格的な芝居撮影の準備にはいる。
しかし、相変わらずの微妙な狙いと、セットの狭さのため1カット2時間のペースを脱することはできない。
一方、急遽段取られた戦闘シーンの撮影は順調だった。数日前ニュース素材をチェックした監督から「やっぱり戦闘シーンを 入れたい」と、突然の要請。
既成の素材の入手が困難で、スケジュール的にも予算的にも新たに撮影する事は無理、といったんは結論がでていたのに…。
何の準備もしていないため、みんなでない知恵を絞る。監督の過去の作品の5秒足らずのカットを東京から郵送したりしたの だが、最終的には“荒れた映像”がよいということで、花火や『おそまつくん(発煙筒のこと)』を駆使した、アマチュア撮 影を行う。
これが予想以上に大成功。少数演出部やスタッフ内キャストは大張り切りで、迫真の映像を撮影。夜のリハーサルはひたすら 何度も通し稽古をするスタイルで、監督の聞き取れない囁き演出で、30分ほど行い、終了。



IE4(Mac)など一部ブラウザではメニューにあるDiaryをクリックしても制作日誌のタイトル一覧を表示できない場合があります。この場合はココをクリックしてください。


(C)Hakuchi Projects 1998