『平安京のコスモロジー』
2008年11月30日 京都で開かれ話題を呼んだシンポジウム「平安京のコスモロジー」の記録が書籍化されました。
岡野玲子もパネリストの一人として参加し、その際基調講演しました「陰陽師から見た平安京」も図版ともにより分かりやすく掲載されております。
『平安京のコスモロジー 千年持続首都の秘密 』
編者 鎌田東二(京都大学こころの未来研究センター教授)
発行者 株式会社創元社
価格:2800円
【 本書内容 】
第一部
◆ 岡野玲子(漫画家)「陰陽師から見た平安京」
◆ 内藤正敏(写真家・民俗学、東北芸術工科大学教授)「平安京の宗教構造——江戸・東京との比較の観点より」
◆ 河合俊雄(臨床心理学、こころの未来研究センター教授) 「京都の癒し空間」
第二部
◆ 原田憲一(地球科学・地質学、京都造形芸術大学教授)「平安京の自然学——資源科学から都の工業生産を考える」
◆ 鳥居本幸代(平安京文化研究、京都ノートルダム女子大学教授)「平安京の食とファッション」
◆ 中村利則(建築史・茶室研究、京都造形芸術大学教授)「京の茶室とわび・さびの美学 」
◆ 関本徹生(アーティスト、京都造形芸術大学教授)「京の妖怪 」
第三部
◆ 鎌田東二(宗教学・民俗学、こころの未来研究センター教授)「「みやこ」の形成と平安京のコスモロジー 」