5月24日(日) 曇のち雨

あちらこちら大騒ぎ

監督・演出部路地オープンセット内でコンテ割作業
助監督各パート準備チェック・撮影スケジュール打ち合わせ・地元俳優部キャスティングまとめ・幼子衣裳あわせ
制作部撮影準備・一般見学会の手伝い
美術・装飾部オープンセット立て込み&飾り込み
撮影・照明部撮休を利用して、『にいがた映画塾』講義
プロデュース部イベント準備・運行

今日は一日オープンセットを一般開放しての見学会。新潟の人に、広く撮影に興味を持ってもらおうとするイベントの日。我々スタッフは逆に 最低限の人数以外はセット内立入禁止。というわけにも行かず、イベント実行側といろいろ協議の末、イベントのじゃまにならないように準備 作業をする。
美術部はそういうわけにもいかず、磯見氏曰く「俺らはセットの一部になりきる!」と言って、みんな思い思いの扮装をして『路地をつくって いる大工』になりきりイベントに出演&立て込み作業。
手塚監督は絵コンテ派である。撮影前からほとんどのシーンを絵コンテで提出すると言いきる。今日も少しでも多く路地を映像に取り込むため、 早朝からイベント開始ぎりぎりまで実際の路地の中を歩き回り、コンテを描いたり写真を撮ったり。衣裳部は、新潟俳優部(エキストラ)を含 む50人近い衣裳を仮設衣裳部屋に準備。照明部は技師の安河内氏が、『にいがた映画塾』の講師に呼ばれていることから、撮影部の藤沢氏も巻 き込んで大講演会。講義だけのはずが、いつしか休み中の助手も引き連れ撮影会に変身!会場に急遽セットは作るは、機材を入れてライティン グを始めるは。藤沢さんも35mmムービーカメラを持ち込んで大騒ぎになったそうだ。スタッフルームで、決まってないこと・決めなきゃいけな いことに追われていた我々は、子細は知らない。
これだけの大騒ぎをしてはいるが、夜には"古町"という飲屋街で、夜の懇談会はちゃんと行われていた。まだこの頃は。準備を終えた演出部に 、撮影部、照明部、美術部が次々と合流。しかもお互いべろべろに酔って、夜の街で再び大騒ぎ。こうしてまた一日すぎていった。



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