1984年結成、1985年にシングル「待つ歌」でメジャーデビュー。以後、シングル10枚とアルバム12枚、ベストアルバム４枚をリリースし、1996年に無期限の活動の停止を発表する。
歌メロはあくまでポップ。しかしその音作りはグラムロック、プログレッシブロック、ニューウェーブ、ファンク、シャンソン、ジャズといった多様な音楽性を自由奔放に取り入れるセンス——その高度な演奏力とISSAYの端正なルックス、ブレない美学に貫かれた退廃的で文学的な歌詞の世界観がBUCK-TICKを始めとする多くのミュージシャンに影響を与え、圧倒的なオリジナリティーで独自のポジションを築いた。
2009年、DER ZIBETは困難を乗り越え、事実上解散状態であった無期限の活動停止から奇跡の復活を遂げ、アルバム『PRIMITIVE』をリリース。翌2010年にはデビュー25周年記念盤として初のセルフカバーを中心としたアルバム『懐古的未来〜Nostalgic Future〜』（櫻井敦司がゲストヴォーカルとして参加）を発表。ライヴ活動も精力的に行い、以後2012年には２枚のコンセプトアルバム『ROMANOIDⅠ』と『ROMANOIDⅡ』を、2013年にはアルバム『NINE STORIES』を発表。
デビュー30周年を迎えた2015年11月25日、ニューアルバム『別世界』をリリースしたばかりである。

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