5月24日に行われた照明講座での照明安河内央之氏と撮影藤沢順一氏
「にいがた映画塾」は、映画「白痴」の新潟での撮影を機に、映像文化を地方でも根付かせようと1996年に開講しました。
映画の魅力や可能性を広く認識し、制作現場で活躍している現役のスタッフの方々を講師に招き、近年注目を浴びている日本映
画の制作の一端に直に触れられるまたとないチャンスを作り出しています。映像文化の人材育成や、他地域との連携も視野に入
れながら、ボランティアスタッフが運営にあたっています。
これまで、第1期(1997年1〜3月)第2期(1997年7〜8月)第3期(1998年5〜7月)が行われました。特に、
映画「白痴」撮影中に行われた第3期では、新潟市内のオープンセットで行われていた映画「白痴」の撮影見学や「白痴」スタ
ッフの協力による照明講座などが行われました。特に照明講座では、映画「白痴」の照明の安河内央之さんが、同じく映画「白
痴」の撮影監督、藤沢順一さんを巻き込んで、しかもそれぞれ助手を引き連れての実践講座を展開。実際に映画「白痴」の撮影
で使用する機材を導入し、藤沢さん指導のもと、最終的には35ミリフィルムを回して、大撮影大会にまで発展しました。
「にいがた映画塾新聞」も発行され、にいがた映画塾の卒業生の中から映画「白痴」のスタッフに参加したり、8ミリをまわし
て自主製作を行う人もおり、今後の拡がりがさらに期待されます。
にいがた映画塾ホームページ
http://www.alles.or.jp/~thoshi/nej.html#what
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