伊沢とサヨ、初めて言葉を交わす
家畜部金子さんに付き添われてオープンセット入りする豚
07:00 | 本隊出発 |
08:30 | リハーサル開始予定 S#44&S#45仕立屋の庭/S#18&S#222階の窓から隣家を望む/ S#43木枯の家の庭(3シーン曇り狙い) |
17:30 | 終了予定 |
夕方 | 特殊造形部 奇妙な両生類・他搬入 |
いよいよサヨと伊沢が初めて声を交わす重要なシーンの撮影。さらにこの日の為に、専任の部門を作り飼育してきた家畜が、登場する初日である。
またまた朝から大遮光大会。結局外部からの人数は毎日は調達できず、照明部・製作部・美術部・演出部総出で、足場作業。ヘルメットを含む安全
用具をプロデュース部が用意するが、数は全く足りていない。
豚は軽トラックに乗せてセットの庭付近まで運び、コンパネで囲いを作って豚小屋のセットまで追い込む作戦を、家畜部金子トン吉の指揮の元、完
成させる。撮影は予定時間には開始されたが、監督の思い入れの強いシーンのため、撮影・照明部は、絵コンテの1つ1つを忠実に映像化しようと
、時間をかけて繊細に準備。そのため時間がかかりすぎ、太陽が移動してしまい、遮光の位置替えをしなければならず、1カット1〜2時間という
スローペースで進行。さらにこのシーンは曇り狙いにも関わらず、空向け青空狙いが2カットあるという不思議なシーンのため、この時点で取りこ
ぼしが決定していた。
芝居の気持ちのつながり上、何とか2シーンだけでも撮りあげようと進行するが、ラスト2カット残し日没。すぐにはこの撮りこぼしたカットが撮
影できるスケジュールが組めない。結局、撮影・照明部の判断で、夜に昼の光線を作り、撮影続行となる。21:00撮影終了。同じシーンを何日にも分
けて撮影すると、演技の気持ちが作りにくい。しかも伊沢とサヨの大事な出会いの下り。何とか一日で撮りきろうという思いだったが、1カットに2
時間近くも準備がかかるので、さすがに浅野・甲田両名とも、逆に疲れた模様。
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(C)Hakuchi Projects 1998